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長講の会

Photo_2 人形町日本橋劇場の「長講三人の会」。東京を代表するさん喬、権太楼両名人との共演である。

俺は「茶の湯」をやってから、楽屋で二人の噺をモニターで聞く。さん喬さんは、美声でしっとりと「子別れ」で、泣かせる所は泣かせて、笑わせる所は笑わせて、お客を満足させる。

そしてトリの権太楼さんは、今年になってからケイコしたという、古今亭志ん生ばりの「うどん屋」で、お客をうならせる。改めて、この二人の力強さを感じた。(写真中は、さん喬師匠のお弟子さんでもある喬太郎師匠)

 俺は心配になって、主催のオフィスエムズの加藤社長に「俺の茶の湯、あれで良かったんですかねー」と聞いたら、加藤社長は、「あれでいいんです。師匠の茶の湯は、あれで充分です」と答えてくれたので、いくらかホッとする。

それでもまだ心配で、きびしい常連のお客さんに電話する。「師匠の茶の湯よかったですよ。二人に負けてませんでしたよ」と言われても、又心配になる。

 さて、次の「長講三人会」は、来年五月ころかな。その日のために、早々と新ネタを覚えなければならないのだ。

 それから、『裕次郎を唄う会』ですが、延長でご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございません。

来年の2月22日に、人形町の社会教育会館で開催します。どうぞ皆様お越し下さい。

人形町のおみや、サンキューです!       住吉踊りがお上手な風子さんと

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 新聞で、尊敬する大阪の落語家75歳の笑福亭仁鶴師匠のインタビューを見る。「人生はツライ事が多い」と答えている。

阪神の金本選手は引退会見で、「楽しい事は二割、苦しい事が八割だった」と答えている。

俺は落語家になって、楽しい事が五割、苦しい事が五割と言う所かな。俺は人脈、映画、音楽、本に、ずいぶん助けられた人生だったと思う。

いつもニコニコしている、全農長野の佐藤明さんでも、苦しい事があるのかねー。二割くらいはあるんだろうなー。

 三人会の打ち上げで権太楼さんが、ビートたけし監督の『アウトレイジ』を五回観たという。二作目の『アウトレイジビヨンド』もすでに観ていて、あらすじをしゃべり始めたのでおどろいた。こっちは観ていないので、あわててストップをかけた。

しかし、同じ映画を五回観るというのはスゴイ。やはり、名人になる人は違うなと思う。

 俺は、本と映画を見ない人は信用しない。そういうものを見ないから、いつまで経っても、人間が軽いのだ。ましてや、パソコンに夢中になってる落語家は、全くダメである。

Photo_6  笑遊と鯉昇は、前座の頃から俺の子分同様だったが、その頃から、よく本を読んでいた。

だから、落語家として開花したのだろう。もちろん二人とも、パソコンなどに関心はない。

 それから、俺のブログを読んでる落語家達よ。たまには桂夏丸のように、コメントでもしてこいよ。あれから、夏丸とは友達になった。

 名古屋、大須演芸場芸協祭りは、楽屋が笑遊と一緒で、話しかけて来てうるさい。

毎年、とん馬が同じ楽屋だった。とん馬は不思議な男で、先輩の俺に何も気を遣わないで、ただ黙って自分の事だけしている。

こちらも黙ってゴロゴロしている。お互いに干渉しない、話もしない。それでいて、気が楽なのである。そして、お互いに気が楽なのだ。

無人島に二人で住めと言われたら、俺はとん馬と住むだろう。とん馬はどう思うだろうか…

 

 初日に笑遊と俺の楽屋に、芸協の片岡勉氏が来て、食事代を一食、800円~千円にしてもらいたいという。ビックリしたけど、片岡氏が言うと何かおかしい。

三千円のうなぎ定食でも食べようと思っていたが、連日味噌煮込みうどんを食べる。これが1100円なので、100円足りないのだ。

 名古屋から帰ってきて、ゆっくりしようと思ったら、又片岡氏から電話で、十一代桂文治の口上をやってもらいたいという。休む暇もない。それにしても新文治は、よくお金を使う。先代の桂文治師匠が、この新文治のお金の使いっぷりを見たら、気を失うだろう。

十一代文治は、十年後の芸術協会を背負っていかなければならない、運命にある。がんばってもらいたい。

                          読売ランドで、後ろは弟子の喜太郎

Photo_7  十月上席は国立演芸場のトリ、歌春、はたけんじ、コントD51、春馬などで、毎日楽屋が楽しかった。

初日に、コントD51に「残らなくてもいいから、帰っていいぞ」と言ったら、7日間本当に残らず、俺の顔も見ないで帰ってしまう。それじゃあバカである。

だけど、コントD51は元役者なので、役者時代の楽屋話が面白い。

 帰りは歌春君に、連日車で送ってもらって助かる。歌春君には、色々な事でお世話になって、いつも感謝している。

 十月中席から、大島を着る。これは桂竹丸君から頂戴したもので、これを着ると他の着物は着られなくなる。これを着て鏡を見るたびに、〈竹丸よありがとう〉とつぶやいている。

ヤレヤレ、これを書くのに2時間30分かかった。

ジョウダンじゃねーぞ、オイ。

これを、ケイタイなんかで見られたらたまんねーぞ、オイ!

ラジオの時代、Mプロデューサーと     十条で1週間お店番フランス犬のバッカス

      Photo_13 Photo_14

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桃太郎日記」カテゴリの記事

コメント

先般は、読売新聞のお知らせありがとうございました♪
無事入手いたしまして、大切なコレクションの一つにいたします★

夕刊フジの記事がWEBに掲載されておりましたので、
以下の通りご紹介させて頂きますね♪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121101-00000021-ykf-ent

投稿: あやの | 2012年11月 2日 (金) 10時08分

まだ4か月、でも買った、行きたかった、2月22日まで長い、でもチケット買った、先は長いが楽しみ、早くこないか2月22日、聞きたい「裕次郎物語フルバージョン」と裕次郎ナンバー。

投稿: 葉山 | 2012年10月29日 (月) 22時24分

いよいよ発売になりましたね「桃太郎裕次郎を唄う!」
早速チケットゲットしました。ア~~待ちに待ったこの日。
師匠たのしみにしてま~~~す

投稿: kasumi | 2012年10月29日 (月) 09時42分

浅草にて、落語とコーヒーご馳走さまでした。

投稿: 城野 | 2012年10月24日 (水) 22時19分

 今回「いつもニコニコ、悩みはあるのかねー」と書いてもらった佐藤明です。
 私にも悩みは多いのです。このブログを「厳しく怒る妻」「辛辣な言葉でなじる娘」に読み聞かせたところ「佐藤明のお気楽な人生」が師匠にもばれているとの厳しいコメント。
 この2人の他に、小言山ほどの母も一緒に暮らしているのです。 これだけでも私の悩みは二割どころではありません。
 だから私は、金本選手のように全力で勝負すること無く、タッチを掻い潜って、権堂の宴会に行って騒いでいるのです。
 やはり「ノー天気な人生」かも。
 師匠へ! 楽しい割合がどんどん増えますように☆☆

投稿: 悩みのあるニコニコ王子 | 2012年10月20日 (土) 18時47分

「桃太郎DAYS」はいつも読んでます。師匠周辺のことがわかって楽しいです。最近CDの3番目を買いました。これが何度聞いてもいい。寄席になかなか行けないが残念。また、福岡で師匠の会を作ります。福岡の「狸ばやし」

投稿: 宮原勝彦 | 2012年10月17日 (水) 13時42分

写真掲載とお褒めのお言葉感謝いたします。住吉踊りはまだ稽古に参加したばかりです。本日のお稽古でも小円歌師範に「なんか違う」と2時間見つめられっぱなしでした。有難い毎日を過ごしています。ありがとうございます。師匠のブログはしっかりパソコンから拝見させて戴いております。

投稿: 春雨や風子 | 2012年10月16日 (火) 23時26分

ビートたけし、で私もブログを書きました。仰るとおりだと思います。また、来ます。

投稿: 芸能坩堝 | 2012年10月16日 (火) 16時48分

落語まつりの桃トーク楽しませていただきました。
昇々さんとのやり取りも面白かったですね。

長講、国立などお休みなしてすが体調をくずされませんように。

しまった!大阪へ帰る新幹線でケータイでブログを読んでしまいました(笑)

投稿: たーさん | 2012年10月16日 (火) 11時43分

本日の、二年ぶりの『桃トーク』、
とーーーっても楽しかったです(*´∇`*)♪

グッとスマートになられた桃太郎師匠と撮っていただいた写真
大切にいたしますねぇ★
どうもありがとうございました!

『裕次郎を唄う会』今から楽しみにしておりまぁす♪

投稿: あやの | 2012年10月14日 (日) 23時27分

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