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2012年7月

似顔絵塾

『週刊朝日』山藤章二の似顔絵塾に桃太郎が!

親ガメの背中に子ガメを乗せて~♪柳昇師匠の上に(師匠の下は歌丸師匠)掲載されています。猪俣道生さん作です。切り絵(版画のよう!)とはスゴイですね。

どうぞ、ご覧になって下さい。

Photo_2  こちらは同じ誌上で、柳昇師匠の似顔絵を描かれた特待生大竹伸輝さん作の桃太郎。

いつもありがとうございます。

先日、落語会に見えて、桃太郎の写真を撮って行かれました。

当方は、桃太郎は笑った顔が、アリスの「チェシャ猫」に似ていると思うのですが…

又、よろしくお願い致します。

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小遊三さんは"ミスター芸協"である

 芸協で、小遊三さんぐらい信望のある落語家は、他にいない。

上にも下にも気を使って、みんなのために何でも一生懸命やってくれる。だから上に目をかけられ、下の者には慕われる。

 落語家に対して、とても厳しかった俺の師匠・柳昇も、小遊三さんだけは信頼していた。柳昇六十年の落語家生活で、信用していたのは、小遊三さんだけだったと言っても過言ではない。

 この人は、落語家としてだけ素晴らしいのではない。サラリーマンになれば、社長になったろうし、政治家になれば大臣になったろう。小遊三さんより先輩の俺が言うのだから、まちがいない。

 その小遊三さんが率いるバンド「ニューおいらんず」が、八月上席昼、浅草演芸ホールに出演する。出演は、小遊三、昇太、右紋、伸之助、ベン片岡。

ベン片岡さんは、芸協事務員の片岡勉氏である。片岡氏は、「有馬徹とノーチェクバーナ」の元メンバーである。

 八月中席夜、新宿末広亭は、昇太が真打になって、初めてトリを取る。俺も、仲入りに出る。

俺は八月は、上席、中席、下席と全部出る。八月にこんなに出るのは、初めてである。理由は三つある。

① 権太楼さんに、「もっと寄席に出ろ」と注意された事、

② 竹丸にも、「師匠、できるだけ寄席に出てください」と言われた事、

③ 「文治(伸治)、柳昇がいなくなってから、芸協は弱くなった」と言われるので、せめて、柳昇の穴ウメだけでも、俺がしなければいけないと責任感にかられた事。

penguin瀧川鯉斗・三遊亭春馬(小遊三さんの弟子)と

Photo_6  文治・柳昇は、毎日寄席に出て、必ずウケていた。年寄りでもウケるという、いいお手本を残していってくれた。

 しかし、柳昇は負けず嫌いで、八十歳になっても、「桃太郎や昇太より、俺の方がウケる」と言っていた。なぜそんなにこだわったのか、今でもわからない。

 米丸師匠と柳昇は、「自分だけウケりゃいい」という考えで、他の落語家がウケると、とにかくイヤがる。

米丸師匠は87歳で、まだ御健在で、俺は100歳まで頑張っていただきたいと思っているが、お弟子さんは大変だろうねえ

 落語協会で、「古典の人より新作をやる落語家の方が元気だ」と評判になっているらしい。

なるほど、落語協会では、円歌が83歳、川柳81歳、芸協では、米丸・笑三・金三が87歳で、三人共に新作である。これは、おどろき桃の木だ。

                       penguin十条喫茶「梅の木」の花

Photo_5 新真打の愛橋と芝楽が、口上のお礼だといって、帯源の博多帯を買ってくれ た。ピンク色である。ありがとう。

 弟子たちがお中元に、みんな揃って、図書券をくれる。早速「ゴルゴ13」を買う。ありがとう。

 弟弟子の春風亭柳太郎にしばらく会ってないので、会いたくなる。それなら家へ呼んで、ごちそうすればいいのだが、そこまでしてまでは、会いたくないのである。

 春風亭昇々が、俺にカラスミをくれると言う。「もー、昇々ちゃん大好き~」なんて俺が言うと、桂平治が怒るだろうねー。

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真打披露興行

 門弟、春風亭愛橋・柳亭芝楽の寄席披露興行あと五日ばかりで、めでたくお開きとなる。愛橋も芝楽も、寄席にお客さんをいっぱい呼んだ。盛大な披露興行だった。感動した。みなさん、ありがとうございました。

 一言いわしてもらえば、寄席の打ち上げの料理がせこかった。これは、番頭がいけない。自分が酒飲みだから、食べたい人の気持ちが分からないのだ。だから、俺やボンボンや慎太郎などに配慮が足りないのだ。

落語家の酒飲みはいやだねー。でも、一緒に飲んで楽しい落語家もいる。権太楼さんと竹丸と小文治と平治だ。

 前回、芸協の二つ目の将来の大器の事を書いたら、ずいぶんと反響を呼んだようだ。あれから、色んな人から聞かれたが、俺は相変わらず、芸名は言わない。でも、ほとんどの人は気付いている。加藤プロデューサーも気付いていて、『大手町落語会』に芸協から唯一人、この大器を抜擢している。

 今一番、芸協の若手の落語を聴いているのは、古い前座である。もちろん、俺のブログも見ているのだろう。その数人の前座から、「新作でも一人、面白い落語家がいますよ」と推薦があった。

性格が良くて、フラがあって、顔が明るい。昇太以来25年も出ていない、爆笑派になってもらいたい。これも二ツ目である。やはり、名前は言わない。

これもいずれ、皆さんも気付くだろう。

 芸協の片岡さんと話したが、この二人が期待のホープだという事を、もちろん詳しく知っていた。あとは、この二人が天狗にならないのを祈るのみである。

Photo_3  今、十条のモスバーガーでこれを書いている。ここは、有線がかかっていて、俺が入店すると、スグ、ビートルズの曲をかけてくれる。「ビートルズおじさん」なんて、言われいるんだろうねえ。

10月14日(日)の芸協の芸協祭りの『桃トーク』というコーナーで、『芸協高学歴トーク』というのをやる。問題も出して、誰が一番頭が良いかのテストもあります。

出演は

○春風亭昇々「関西学院大学」

○春風亭昇吉「東大」

○鏡 味千代 「国際基督教大学」

○神田 真紅「東京女子大」

○春風亭吉好「千葉大」

○瀧川 鯉丸「早大」

司会 昔昔亭桃太郎「高卒」。

 おどろいた事に、後日気が付いたら、落語家みんな春風亭柳昇一門じゃねえか。柳昇一門は大きくなったねえ。落語協会の柳家一門と同じだ。

師匠にこれを見せてやりたかったねえ。

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