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ネオン大好き桃太郎

001_4 3月三派連合末広亭余一会

 35日間、ぶっ通しで寄席に出た。合間に、地方の落語会や柳昇七回忌落語会など、色々出ていたので、クタクタになった。でも、俺は寄席一軒だけだったが、権太楼さんは50日間寄席2軒で、全部トリだというからすごい。

 俺も40代まで2軒は平気だったが、今は一寸苦しい。気持の問題かもしれないが。要するにたるんでいるんだろうね。文治師匠や師匠・柳昇は、八十まで二軒掛けもちしていたっけなあ。

 高崎の葡萄屋寄席に行って来た。権太楼、談笑、ほたるさんと俺。久々に楽しい仕事だった。高座もやりやすくて、軽くしゃべってウケる。俺は「春雨宿」をやる。終わってから何人かのお客さんが、受付に「今の落語は何という落語だ」と言って来たそうだ。やはり、他人が演じない落語は得なのかねえ。

 終わってから席亭が経営するレストラン「葡萄屋」で打ち上げ。ここのオーナーの作る料理はうまい。美食家の俺が日本一と保障する。にんにくパスタ、そして、フランスパンにすみイカをのせて食べる。サラダも絶品。何でこの人が作ると、こんなにうまいのだろう。シェフの古今亭志ん朝か、柳家小三治というところか。

 帰りは皆同じコースで、新幹線、埼京線とつないで帰る。権太楼さんとずっとしゃべって来て、楽しかった。又、弟子のほたる君が、合いの手にちょこっとしゃべる。これが実に間が良いのだ。そして、俺には「師匠、2チャンネルなんか見ちゃいけませんよ。あんなの見てると、性格が悪くなります」と忠告してくれる。美輪さんも同じことを言ってるらしい。

 イヤー、ほたる君はいい。俺もあんな弟子が欲しい。二ツ目なのに、権太楼さんと俺のカバンを持ってイヤな顔ひとつしないで、前座並みに良く働く。柳家ほたる君、いい落語家になってね。談笑君も感じいい。この人は売れるだろう。

 石原裕次郎二十三回忌を、国立競技場で15万人集めてやるとさ。娘がすぐ申し込む。又、パチンコ店でも裕ちゃんを使うという事で、若き日の裕ちゃんの姿がテレビで流れてる。

 若い頃の痩せている時は、本当にカッコ良かった。「太陽にほえろ」「西部警察」を見ると、太っていてガッカリする。6月23日のNHKの「ふれあい落語会」では、久々に「裕次郎物語」をやろうと決める。

006 010  近所のゆうちゃん 

最近びっくりしたのは、ある師匠が亡くなった時、遺言状が出てきて、「次は〇〇に芸名を継がせる」といって、順番に二人の名前が書いてあったという。

 しかし、現実に芸名を継いだのは、この二人以外の落語家だったという。

 おどろいた。師匠の遺言というものは、そんなに軽いものなのだろうか。

 柳昇一門で、六代目柳昇を継ぐのは、昇太しかいないと俺は思っている。だが、もし師匠の遺言状が出て来て、昇太以外の名前が出てきたら、俺はそっちに継がせる様に動くだろう。そうしなければ、申しわけなくて師匠の墓参りもできないではないか。遺言状というのは、それほど重いものだと俺は思う。

 オフィスエムズ加藤氏のプロデュースで、9月20日、人形町で俺の独演会「桃太郎古典への道」が決定する。ネタは「寝床」と「浮世床」。加藤氏は、俺が新作をやる事を許してくれないのだ。けれども、こうやってムチを打ってくれる人がいるから、俺はがんばれるのだ。

 休みが三日続く。家にいる事が嫌いな俺は、連日、東長崎、川口、そして今日赤羽の老舗喫茶店「トゥモロー」で、これを書いている。そうして再び、東京にいる幸せをしみじみ感じる。

 現在、長野市には俺の好きなレトロな喫茶店が一軒しかない。俺が高校時代には30軒はあった。上田には一軒もないだろう。当時は20軒はあったはずだ。

 当時、映画館も長野市16館、上田市が6館あった。映画館、喫茶店、ラーメン屋、あー、懐かしいねえ。

 

 行田の小山さん、いつもありがとう。

二時間もかけてブログを書いていて、バカバカしくてやめたくなる。

この時間を稽古に当てた方がいいかもね・・・・・。

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桃太郎日記」カテゴリの記事

コメント

皆さま、熱烈な御声援ありがとうござんす。先日の府中の会、寄席、NHK等、いつもお越し頂き感謝申し上げます。
桃太郎もさらに落語の面白さを感じている今日この頃です。本日は国立で「長短」をやって来ました。さて、明日は何でしょうか。明日にならなければわかりません……「ヘイロー君、いつもご苦労さま」と桃太郎も申しております。
9月20日の独演会「古典への道」もどうぞよろしくお願い致します。

投稿: 桃太郎倶楽部 | 2009年6月12日 (金) 00時40分

桃太郎師匠のブログは見ててとても楽しいです。鞄持ちでも何でもします!
落語は出来ませんが…

投稿: さや | 2009年6月 6日 (土) 18時51分

桃太郎さん、こんにちは。
「柳昇追善の会」以来、師匠の高座はご無沙汰でしたので、
先月末広亭下席にお邪魔したら、師匠休演でガックリ。(その日は日本橋亭でしたね)
禁断症状をお越しかけていたところに、ブログの更新があり、
助かりました(笑)。

これで安心して
次週の「芸協の逆襲」や「国立演芸場」に
お伺いできます!「浮世床」は桂文治さんの印象が強いです。さて師匠はどんな感じなのか?
いつか聴いてみたいです。

投稿: ヘイロー | 2009年6月 4日 (木) 10時51分

35日間の寄席お疲れ様です。
ブログが更新されていると本当に嬉しい!
桃ちゃんのブログはお話を聞いているようで
毎回読みながら色々と考えさせられます。
時間をかけていらっしゃる分、中身がずっしりですよ。
6日の府中の会にお邪魔します。楽しみです。

投稿: noshiko | 2009年6月 4日 (木) 01時30分

桃太郎師匠

ブログやめたいなんておっしゃらないでくださいぃ(涙)
パソコンでスラスラ綴るブログではなく
時間をかけて執筆して下さっている暖かさが伝わって来る
桃様のお書きになる文章、とっても好きです!

NHKの落語会には葉書いっぱい応募してます♪
当選しますように☆

投稿: あやの | 2009年6月 3日 (水) 23時45分

お世話になります。
お客様のお問い合わせが多いのでまずはご報告を・・・

9月20日(日)午後6時30分開演 人形町・日本橋社会教育会館ホール
「古典への道」久しぶりの桃太郎独演会 「寝床」「浮世床」

2700円(全席指定200席)

すべては、5年前の北とぴあ「古典のへ道」の「寝床」から桃太郎古典への道は始まりました。あれからまた進化した「寝床」を
そして寄席での雰囲気をほのぼのと伝える「浮世床」の2席。
桃太郎ファンのみなさまどうかごいっしょにお見届け下さい。

6月20日より前売受付スタート
オフィスMs 03-5721-5335

投稿: エムズ | 2009年6月 3日 (水) 15時57分

「浮世床」露の五郎(1993)、入船亭扇遊(1998)、桂文治(2003)、古今亭志ん五(2008)、三遊亭圓生、柳亭楽輔(2006)いつも、いつも遅くなってすいません。

投稿: ハリスター | 2009年6月 3日 (水) 07時52分

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